ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝ネタバレなしレビュー

1 評価　★★★★★（5.0）
2 どんな人にオススメ？　初見でも大丈夫？
3 評価の理由
4 総評・まとめ

こんにちは、フラッペと申します。

今回は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」のネタバレなしレビューをしていきます！！

なぜ今この作品かというと、2020年9月18日に劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンの公開に合わせて本作がNETFLIXでも観れるようになるからです。

本記事は、視聴を悩んでいる方に向けた記事となります。

では、さっそく評価から💨

評価　★★★★★（5.0）

久しぶりに映画館で泣いた作品。。。

後述しますが、1本の映画としてもヴァイオレットの続編としても素晴らしい作品でした。

劇場で5回、ＢＤで3回視聴するほどには好きな作品です。

どんな人にオススメ？　初見でも大丈夫？

とにかく泣きたい人にオススメ！！初見でも１時間半で泣ける作品です！

本作は、ＴＶシリーズ(全１３話)の続編にあたります。イメージ的には、１４～１６話をまとめて放映したという感じです。

ですが、本作だけでも「１つの物語が完結する」ので初見でも充分楽しめる内容であると思います。

あくまで”外伝”という立ち位置の作品なので個人的にはＴＶシリーズをおさえてからの視聴をオススメします。

また、本作は2020年９月１８日(金)公開予定の「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」へ続く作品であることが予想されます。

「劇場版をより理解し楽しみたい！」という方は、視聴しておくに越したことはないでしょう。

評価の理由

やっぱり京アニは素晴らしい

本作の制作は、日本が誇るアニメ制作会社「京都アニメーション」通称京アニです。

京アニの持ち味は、何と言っても「美しすぎるアニメーション」にあります。

説明よりも観た方が速いということで５分でわかるアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の動画をどうぞ！

※音声が流れます。音量にご注意ください。

とにかく絵が綺麗！！

キャラクター、背景、アニメーションのすべてが繊細で美しく描かれています。ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、いわゆる感動系の作品です。そのため「キャラの心的描写をいかに表現するか？」が作品の一つの課題であると言えます。ヴァイオレットというアニメをここまで泣ける作品たらしめたのは、やはり京アニの美しく繊細な作風あってこそのものだと思います。

劇場作品である外伝では、美しく繊細なアニメーションにさらに磨きがかかりヴァイオレットの世界観に没入することができます。ＴＶシリーズでヴァイオレットの中世ヨーロッパ風の世界観が好きと思った方にはたまらない作品になっていることでしょう。

１つの物語として

本作は、外伝で初めて登場するキャラであるイザベラとテイラーを主軸とした物語であると言えます。

※音声が流れます。音量にご注意ください。

予告でわかることは、2人の関係は生き別れた姉妹なのかなー？くらいです。

本作は、イザベラとテイラーそれぞれの視点で物語が展開していきます。

非常にテンポもよく９０分があっという間に感じられるほどでした。

ネタバレなしなので、この2人の関係についてはこれ以上言えませんが「泣かせに来る仕掛けが満載」であることは間違いありません。

ＴＶシリーズの続編としての魅力

主人公ヴァイオレットの成長を感じられる

ヴァイオレット・エヴァーガーデンのメインテーマは、「愛してる」です。

もっと言うと、ひとりの少女が人との出会いを重ね「愛してる」を知っていく物語なのです。

今回は、ネタバレなしなので詳しくは書きませんが、外伝には「ヴァイオレットの心の成長」を感じる描写が多く盛り込まれています。ＴＶから追っている方には、嬉しい演出でグッとくるシーンもあるでしょう。

ＴＶシリーズでスポットが当てられなかったキャラの掘り下げ

本作のもう一人の主人公は、ＴＶシリーズから登場していたベネディクトと言えます。仕事に対して漠然とした退屈さを感じていたベネディクト。一人の少女との出会いをきっかけに彼の物語も展開されます。むしろ後半は、彼の物語がメインとなります。本作が外伝と銘打っているのは、ヴァイオレットだけでなく他のキャラにもスポットが当てられているからだと思います。特にベネディクトというキャラは人気があるのにＴＶシリーズではいまいち見せ場の少ないキャラだったため「この瞬間を待っていたんだ！」というファンも多そうです（笑）