【超大人向け】劇場版ポケットモンスターココ【感想・レビュー】

あけましておめでとうございます。

フラッペです。

今年も映画やアニメのレビューをつらつらと語っていきますので何卒宜しくお願い致します。<m(__)m>

記念すべき新年1発目のレビュー作品は、劇場版ポケットモンスターココです!

結論から申し上げますと

歴代のポケモン映画の中でも1,2を争うレベルの神映画でした。

ポケモン映画と言えば、「ミュウツーの逆襲」が原点にして頂点だと思っている方々も多いかと思いますが(私がそうでした)

個人的に本作はミュウツーに肩を並べるレベルの映画だと思いました。

今回は、そんな本作の魅力を前半はネタバレなし、後半はネタバレ全開で語っていきたいと思います!!

あらすじ

舞台は、人里から離れたジャングルの奥地「オコヤの森」。

そこで仲間たちと暮らしてしたザルードは、ある日人間の赤ん坊を見つけます。

赤ん坊を見捨てられないザルードは、森の掟を破り、その赤ん坊をココと名付けて育てることを決意します。

森の掟を破ったザルードは、群れから追放されココと二人で暮らすことになります。

物語は、それから10年の月日が流れてサトシとピカチュウがオコヤの森に訪れるところから始まります。

サトシとの出会いを期にココは、自分がポケモンであることに疑問を持ち始めます。

一方そのころ、森に招かれざる客が現れ平穏な日々が一変します。

果たして、ココと森の運命や如何にーー。

本作は、最近のポケモンを知らない方でも充分に楽しめる内容となっています。

「アニメ初代しか見てないぜ」や「ゲームしかやらないぜ」って方でも全然楽しめると思います。むしろポケモン立ちした20代~30代の世代に刺さる内容だったと思います。

関連作品

ポケットモンスターココのモチーフになったであろう作品や同テーマの作品をピックアップしてみました。気になる方はチェックしてみてください。

ターザン

あらすじを見て気づいた方もいるかもしれませんが、本作はポケモン版ターザンです。

映画ターザンは、ジャングルの奥地でゴリラに育てられた人間の子ターザンが森の英雄として成長していく物語です。

ポケットモンスターココは、映画ターザンのターザンをココ、ゴリラを父ちゃんザルードに置き換えた作品と言っても過言ではありませんが、ポケモンならではの改変が加えられており、現代版にブラッシュアップされた仕上がりになっていると感じました。

東京ゴットファザーズ

監督が意識しているかはわかりませんが「ココの本当の親を探す」という展開は、東京ゴットファザーズを連想させるなと思いました。

東京ゴットファザーズは、ホームレス3人組がある日捨てられた赤ちゃんを発見してその子の実の親を探すという物語です。

オカマのハナが「私も親に捨てられたからこの子の気持ちがわかるのよ。だから本当の親を見つけだして何で捨てたかを問いただす」といった理由で親探しが始まります。

ポケットモンスターココの父ちゃんザルードも”親がいない”ということを物語中で語っています。

「はぐれものが捨て子を拾い実親を探す」という点が非常に似ているのでモチーフだったのかなと思いました。(考えすぎかもしれませんが…)

映画クレヨンしんちゃん 逆襲のロボとーちゃん

あとは近年の父と子の関係を題材にしたアニメ映画で忘れちゃいけないのがクレしん映画から「逆襲のロボとーちゃん」です。

ロボとーちゃんでも血の繋がりがない父との熱い絆が描かれているので、ポケットモンスターココが良かったという方にオススメの作品です。逆にロボとーちゃんで泣いたという方は、ココを見る際はハンカチ必須だと思います。

見どころ(ネタバレなし)

トータス松本さんの主題歌

本作の楽曲は、岡崎体育さんが提供しています。どの曲も素晴らしいのですが、中でもトータス松本さんが歌う「ふしぎなふしぎな生き物」は映画とマッチした神曲だったと思います。

この曲は、父ちゃんザルードのココへの想いが詰まった曲になっています。

終盤のとあるシーンで流れるのですが、歌詞と映像がマッチしてボロボロ泣いてしまいました。

種族を超えた親子愛

関連作品のトピックでもお話したように本作は、ポケモン版ターザンです。

触れるとネタバレになってしまうので流して話すとココという人間と父ちゃんザルードというポケモンの親子愛の演出は、完璧でした。1時間半でよくここまで丁寧に描き切ったなと思うほどでした。

特にココというキャラは創り込みが見事だったと思います。

サトシと出会うまではココは自分のことをザルードだと思い込んでいたため、しぐさが見た目がザルードっぽくなっています。

例えば、腕に巻いている蔦のようなものはザルードにもついています。また髪の毛をザルードっぽく縛ったりボディペイントでザルードのような模様を描いたりとココの創意工夫が見受けられます。

ここから言えることは、ココの父ちゃんザルードへの信頼であったり憧れです。まさに理想の父親像と言えます。ココというキャラクターを丁寧に描き切ることで父ちゃんザルードが良い父親であることに説得力が増します。

ここからは中盤以降のネタバレに触れますので気になる方は、本編視聴後にご覧ください。

↓↓↓以下ネタバレあり↓↓↓

見どころ(ネタバレあり)

森の友達

本作の終盤は、黒幕操る巨大ロボットが森の神木を破壊して命の泉の力を一人占めしようとします。ポケモン映画にしては、久しぶりに救いようのない悪役だったなと思いました(笑)

巨大ロボットは、アーマードコアとかメタルギアに出てきそうな見た目で森で一番恐れられているザルード達が束になってかかっても進み続けます。ピカ様のアイアンテールですら届きません。

そんな中、現れたのがココの友達、つまりは森のポケモン達です。

森のポケモン達は、普段からザルード達に食料を奪われるなど酷い目にあっていました。

なぜ助けに来てくれたのか?

父ちゃんザルードです!!

父ちゃんザルードが、森のポケモン達に頭を下げてお願いをしたから彼らは助けにきてくれたのです。

「いつか俺じゃかなわない相手が来たら…」からの「それでも俺は息子を守る!」の展開は胸熱でした。

更に熱いのが、主力として駆け付けたメンツが

・喧嘩っ早いフライゴン

・森で一番早いテッカニン

・一度くっついたら離れないモンメン

物語中盤でココが父ちゃんザルードに話していた友達なのです。

そりゃ~お父ちゃんが息子が嬉しそうに話す友達の話を忘れるわけがない!

それが親父ってもんだ!

ザルード達と森のポケモン達とサトシピカチュウのみんなの協力でロボットを止めることができたのです!

ザルード達だけでも勝てなかったし、サトシとピカチュウだけでも勝てなかった。

ココと父ちゃんザルードがみんなを繋いだからこその勝利でした。

ポケットモンスターの根っこのテーマ

本作は、種族を超えた父と子の親子愛を描くだけでなく、ポケモンという作品のメインテーマにも触れています。

そもそもポケットモンスターという作品は、「子供が親元を離れて旅に出る」という物語です。それはポケモンの長い歴史の中で脈々と受け継がれています。

上の画像は、初代ポケットモンスター赤緑の主人公の部屋です。

「おとこのこが 4にん せんろのうえを あるいている」は、映画スタンド・バイ・ミーという作品が元ネタです。スタンド・バイ・ミーは、12才の仲良し4人組がある事件を追って旅に出るというお話です。少年の冒険の始まりの象徴として用いられていると考えられます。

本作のラストもココの旅立ちで締めくくられています。

「ココもまた1人の少年として旅に出る。」

ポケットモンスターココは、ココがポケットモンスターという物語の主人公になるまでの物語だったと言えます。

アニポケの主人公はサトシですが、この作品を通じて

ポケモンというゲームは、私たちプレイヤー1人1人が主人公であったことを思い出しました。

今後のポケモン映画でこれ以上のラストが作れるのか心配になるほど見事な着地だったと思います。

まとめ・総評

今回は、劇場版ポケットモンスターココの感想・レビューを語りました。

良かった点

・脚本、演出、作画がどれも素晴らしく、歴代ポケモン映画の中でも屈指の神映画

・種族を超えた父と子の絆を描いた感動作品であり、特に親にぶっ刺さる内容

・トータス松本さんの歌う主題歌が染みる

・ポケモンという作品の根っこのテーマも回収

唯一悪かった点

・内容が大人に寄っていたので中盤飽きてしまうお子さんもいた

私が視聴した年末の昼の部でも中盤でジュースを飲み干してしまったお子さんが、しゃべり出してしまうという事態が発生しました。一方、終盤の展開に号泣する子もいました。

映画本編でも劇場でも「親の苦労がにじみ出た作品」だったなと思いました(笑)

とても良い映画なので劇場に行く価値ありますが、ご家族でご視聴の際は特にお父さんは気を付けてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

フラッペブログでは、今後もアニメや映画のレビューを挙げていく予定です。

レビューしてほしい映画やアニメ等ございましたらお気軽にコメントください。

それでは良きポケモンライフを!

アディオス!

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